
水戸市三の丸の水戸京成ホテル内中国料理「景山(けいざん)」の一押しは、「茨城町産『梅里豚』の冷やし坦々麺景山風」(1600円)。茨城町産「梅里豚(ばいりとん)」の豚肉を使ったごまだれの冷やし坦々麺だ。
麺の上に盛られているのは、梅里豚のひき肉を、甜麺醤(テンメンジャン)などで炒めたもの。梅里豚は、肉質がきめ細かく、甘みがある。その甘みを生かすために、味付けは控えめにした。
ごまだれのごまは、ねりごま、すりごま、いりごまの3種類を使用している。風味を高め、食感に彩りを加えるためだ。「ごまが大好き」という同店料理長の安部井淳さん(56)のアイデア。
たれの深みある辛さは、唐辛子の塩漬けが実現している。
具は、細く、美しく切りそろえられたキュウリ、錦糸卵と、細く刻んだピーナッツ。
「夏の暑さを吹き飛ばしてもらおうと、麺はしっかり冷やして提供しています。たれは飲み干してほしいと思って仕上げました」と、安部井さん。
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提供は8月31日まで。夜も提供している。ランチは午前11時半~午後2時ラストオーダー(土・日曜、祝日は午後2時半ラストオーダー)、ディナーは平日午後5時~8時半ラストオーダー。同ホテル☎029・226・3111。