日立市内の5つの神社で、桜の開花に合わせたイベント「ひたち桜詣(もうで)」が行われている。今年で4回目。4月15日まで。
5社は、大甕(おおみか)神社、泉神社、神峰神社、助川鹿嶋神社、艫(とも)神社。各社は、イベント期間限定のご朱印を頒布する。
市内の桜を楽しみながら各寺を巡ってもらおうと、5社のご朱印全てを重ね合わせると「鎮花祭」の文字が浮かび上がる工夫も加えた。鎮花祭は、古くから行われる神事。疫病を鎮め、世の中の安定や安寧を祈るもの。
一部の神社では、参拝者参加型のイベントも行う。イベントの一つは、大型パネルに桜色のシールを貼って「千人桜」を仕上げるもの。
大甕神社禰宜(ねぎ)の朝日正敬さんは、「日立の桜を堪能して、心穏やかに過ごしてもらえれば」と話している。
ご朱印は初穂料1000円。疫病を鎮めるリボン「静花」と、限定ステッカー「オマイリマンシール」付き。