涸沼のガイドブック完成 グルメ、キャンプ、土産情報など網羅
涸沼を背景に、ガイドブックを持つ平沢さん(左)と、星川さん

 鉾田市、茨城町、大洗町にまたがる涸沼(ひぬま)の環境観光ガイドブック「涸沼は僕らの遊び場だ!!」が発行された。3市町などでつくる「ラムサール条約登録湿地ひぬまの会」が制作した。
 編集、制作を担当したのは、茨城町の看板制作業、平沢美晴さんと、ライターの星川理恵子さん。
 取材、制作には、約1年をかけた。特に力を入れたのはグルメ情報。老舗、新店、直売所など、3市町の各12店を紹介している。味だけでなく、店主の人柄なども伝えている。
 涸沼に生息する生き物、キャンプ場、土産品などの情報も紹介している。
 2人とも、取材に歩くほどに地元や涸沼愛が膨らんだという。「観光客はもちろん、地元の人たちにも手にとってもらえたらうれしい」と、2人。
 涸沼は、豊かな生態系を持ち、2015年には国際的に重要な湿地を保全するラムサール条約に登録された。昨秋、茨城町と鉾田市の沿岸に観察・展示施設「涸沼水鳥・湿地センター」がオープンした。ガイドブックは、そのオープンに合わせて発行した。
 フルカラー28ページ。涸沼水鳥・湿地センターで無料配布している。同会事務局(茨城町みどり環境課内)☎︎029・240・7135。

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