【茨城再見聞】秋風そよぐ萩まつり 偕楽園(水戸)
ライトアップされたハギの先に、好文亭が見える(長屋陽撮影)

茨城再見聞

 今年で53回目を迎える「水戸の萩まつり」が、水戸市の偕楽園で始まった。ハギは秋の七草の一つ。秋の風情を感じに出かけてみてはどうだろう。まつりは27日まで。

 偕楽園のハギは、東門から入って左手の「萩の森」周辺に、ミヤギノハギ、シロハギ、ヤマハギ、マルバハギなど750株が植栽されている。水戸藩9代藩主徳川斉昭が仙台藩から譲り受けたハギを、同園創設とともに植えたのが始まりとされる。

 今年は、昨年は2日間のみだったライトアップを、まつり期間中のすべての土・日曜、祝日に開催する。新型コロナウイルスの感染防止策として、来園者の分散を図るためでもある。点灯は、日没から午後9時まで。日中の暑さがやわらいだ夕暮れからの園内には、秋の虫たちの美しい鳴き声も響く。

 入園は県民は無料。問い合わせは、水戸観光コンベンション協会☎︎029・224・0441。

 

◼︎夜の萩 ・昼の萩◼︎

萩まつりが開催中の水戸市の偕楽園に、咲き始めたハギの花を撮影に行った。日没後にライトアップされたハギは、水戸市のカメラマン長屋陽が撮影した。

 

 

 

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう