学びのぶどう畑に収穫期 常陸太田特別支援学校(茨城・常陸太田)
ブドウを収穫する児童たち

 地元特産のブドウの栽培に取り組んでいる県立常陸太田特別支援学校(常陸太田市瑞龍町)の児童、生徒らがこのほど、同校の畑で、今年実ったブドウを収穫した。収穫したブドウは、ジュースなどに加工して、後日販売をする。

 同校では2019年から、地域の特色を学ぶことなどを目的に、市内の企業「常陸コミュニティデザイン」(山口景司社長)の協力を得て、ブドウの栽培に取り組んでいる。

 畑は広さ約10㌃で、「マスカットベリーA」という品種の苗約100本を栽培している。

 昨秋は、収穫したブドウを使って果汁100㌫ジュースを初めて製造し、市内の道の駅で販売した。今年は、ワインも作り、来年3月に卒業する高等部の生徒の卒業記念品になるという。

 収穫は、小学部、中学部、高等部に分かれて実施。小学部は、3年生13人が参加=写真。児童たちは、袋掛けがされたブドウの茎を、はさみで1本1本丁寧に切っていた。

 古川瞬君(8)は、「大きいブドウがとれて、うれしい」とにっこり。清水彩斗君(8)は、「みんなで楽しくとれた」と喜んでいた。

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