北茨城市華川町小豆畑のガラス工房シリカが製造する人気土産品のひとつが、「ガラスのあんこう」(=写真、1個2600円~)。かわいらしくデフォルメされたアンコウのガラス製文鎮だ。
大きさはミカンほどで、額の部分からは、“ちょうちん”がつきだしている。手作りのため、少しずつ表情が違う。
色は青、緑、透明などがあるが、同工房で購入できるのは、青と透明だけ。ほかの色は、それぞれに購入可能場所が限定されている。購入可能場所は、マウントあかね、漁業歴史資料館よう・そろーなど市内6か所。
制作しているのは、同工房の体験教室などで講師を務める作家たち。年を経て作家の顔ぶれが変わっているため、販売時期で表情や、シルエットに違いがある。「集めてくれている人もいると聞きます」と、制作作家の1人の高坂真次さん(35)。