【なにゆえ茨城に?】台湾からヒロインに会いに 大洗町の書店にて(茨城・大洗町)
コウ・イシンさんと、レン・エイリツさん

  平日の大洗町を、カメラを携えて楽しげに歩いていたのは、台湾からやってきたコウ・イシンさん(27)と、レン・エイリツさん(26)。2人は学生時代からの親友で、コウさんは、台湾の大手通信会社に勤務しているという。

 カメラを向けていたのは、同町内の各地にあるガールズ&パンツァー(ガルパン)のヒロインが描かれた看板など。ガルパンは、同町内の実際の街並みを舞台にした人気アニメだ。

 日本のアニメは台湾でも人気で、2人が話す日本語のほとんどは、日本のアニメを通して覚えたものだという。

 休暇をとっての日本旅行は9日間の行程。大洗町にガルパンのヒロインを訪ねることは、東京、江ノ島、日光の観光と同レベルの楽しみ。「アニメで見ていた街並みを見て、感動し通しだった」とコウさん。

 関連グッズを豊富にそろえる同町内の書店、江口又新堂では、同町内でしか買えないガルパン情報誌を買った。同店店長の江口文子さん(68)は、「アジア圏からも、ヨーロッパやアメリカからも大勢来ます」と話した。

 

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