花はないけど、華はある 県自然博物館(茨城・坂東市)でシダ植物テーマの展示
ウラジロが群生する様子(ウラジロは昔からデザインのモチーフとしても使われてきた)(県自然博物館提供)

 「シダ植物」の面白さを伝えようという企画展「羊歯(シダ) 花はないけど、華はある」が、坂東市大崎のミュージアムパーク県自然博物館で開かれている。10月6日まで。

 シダ植物は、種子植物のように花を咲かせず、ひっそりと生きているが、「そんなシダ植物にも華はある」と、同館。同企画展では、化石でシダ植物の生い立ちをたどったり、大きさ1メートルを超えるものもあるという各地のシダの葉を展示するなどする。生まれたての様子を見たり、葉にさわれる体験コーナーもある。

 8月10~18日の入館には、同館ホームページからの事前予約が必要。入館料一般750円、70歳以上370円など。月曜と、7月16日、9月17・24日は休館(7月15、8月12、9月16・23日は開館)。同館℡0297・38・2000。

 

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