県観光物産協会が主催する県内の映画などのロケ地見学ツアーの一環でこのほど、映画の演出などで行われる爆破の見学会が行われた。ツアーの名前は「特撮ロケ地巡り+爆破体験ツアー」。県内外の25人が参加し、水戸と常陸大宮の4施設を巡った。
爆破見学の会場になったのは、常陸大宮市の松井建設採石場。那珂川沿いを車で移動した後にたどり着く、18万平方㍍ほどの場所だ。
「ナパーム」と「セメント」と呼ばれる2種類の爆破を見学。見学者は、爆音とともに目の前に立ち上った炎や白煙に、歓声を上げていた。
愛知県から参加した宮本美貴さんは、「映像で登場した所ばかりで感動した。爆破は、これ以上ない体験だった」と満足げだった。