「虫こぶ」の世界、のぞいてみて 歴史と未来の交流館(茨城・東海村)
虫こぶの一種を持つ安嶋さん(右)と、伊理さん

 「虫こぶ」の世界をのぞいてみようという企画展「虫こぶ~奇妙で不思議な秘密の隠れ家~」が、東海村村松の同村歴史と未来の交流館で開かれている。5月5日まで。

 虫こぶは、昆虫が植物の花や葉、茎などに産卵して、そこを住み家とすることによって、植物が異常反応を起こし、一部が縮小したり、肥大したりして、独特の形に変化したもの。身の回りで見られるが、「虫に食われた葉」などとマイナスのイメージがあり、あまり注目されていないという。 展示では、同館館長の安嶋隆さんが村内で集めた26種の虫こぶを紹介。担当学芸員の伊理美智子さんのイラスト付きで、どんな虫が、どんなふうに住んでいるかをわかりやすく紹介している。

 4月19日午前10時からは、安嶋さんが虫こぶについて楽しく話す「ミュージアムトーク」を開く。参加は自由。月曜休館(祝日の場合は開館し、翌平日休館)。同館☎029・287・0851。

 

 

 

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