つくば市天久保の国立科学博物館筑波実験植物園は、早春の花たちが咲く園内の散策を楽しむ「早春の植物」をきょう23日から開く。3月21日まで。
同園は、同博物館が植物の研究のために設置した機関で、広さは約14ヘクタール。
園内の早春の明るい林床では、セツブンソウやフクジュソウ、カタクリなど、早春のわずか数週間のみ花を咲かせ、夏には姿を消してしまう「スプリング・エフェメラル」などと呼ばれる植物が観察できる。
50種類をこえるスイセンなどが楽しめる「春の小路」も見どころ。普段は非公開エリアにある見頃を迎えた早春の花の野生種や園芸種のコレクションも随時公開する。
「早春の花を探しながら、春の木もれ日あふれる園内をゆったりお散歩しませんか」と、同園。
開園時間は午前9時~午後4時半(入園は同4時まで)。2月24・27日、3月6・13・20日は休園。入園料一般320円、18歳未満と65歳以上は無料。同園☎029・851・5159。