行方市麻生の農産物直売所「やさいの声」に、国内と世界の塩を集めた「塩コーナー」が登場した。品ぞろえは、米に混ぜてたくと、ご飯がふっくらするという北海道・稚内の「宗谷の塩」、温泉から作った福島・会津の「山塩」、キリバス共和国のクリスマス島の塩、ボリビアのウユニ塩湖の塩など。約３０種類ある。
コーナーを設けたのは昨年。昨秋、塩を仕入れていた業者が、会社をたたむことになり、新たな業者を紹介されたのがきっかけ。
同店長の原田武司さん（４８）は、「打ち合わせを通して知った、塩の奥深さにひかれた」と話している。同店は、サバ缶の品ぞろえ日本一を目指すなど、独自の路線で売上アップを狙っている。
