大子町下野宮の菓子製造販売「宮川製菓協業組合」がこのほど、「株式会社 菓匠(かしょう)宮川」に社名を変更した。
同社は、創業121年。水にこだわり、日本古来の素材を活かした製法で、菓子づくりを続けている。創業110年を記念した和洋折衷菓子「久慈川の氷華(しが)餅」は、モンドセレクション3年連続金賞を受賞。油で揚げない焼きドーナツ「絆の和」は、幅広い年代に人気があるという。
新社長で5代目の長山福助さん(27)は、「これまでの仕事を、変わらず続けること。商品開発にも力を注ぎたい」と話す。同社☎0295・72・1637。