あったらラッキー!? 「蛤らーめん」 鹿島灘海浜公園(茨城・鉾田市)
「蛤らーめん」を持つ米川さん

茨城再見聞

 鉾田市大竹の鹿島灘海浜公園内のレストラン海乃風は、鹿島灘産などのハマグリをふんだんに使用するラーメン「蛤(ハマグリ)らーめん」の提供を始めた。一杯あたりにハマグリ5、6個を使用する。販売は7月末まで。

 ハマグリは、併設の直売所でも販売していて、5、6個は1100円分に相当する。ハマグリのサイズは、それぞれ6cmほどの中玉。「身がやわらかく、食べやすい」と、地元漁師がおすすめするサイズだ。

 ハマグリは夏が産卵期で、栄養を蓄える6、7月は、身が太り、うまみも濃くなるという。同ラーメンの提供は、旬のハマグリのおいしさを手軽に広めようという願いからで、2015年に始めた。ハマグリ本来の味を伝えたいと、冷水から煮出してだしを取り、味付けは、最低限に抑えているという。

 毎年、認知度が高まり、同ラーメンを目当てに遠方からやってくるライダーも多いと言うが、入荷は漁が行われるかどうかに左右される。「大変心苦しいのですが、自然相手のことなのでご理解いただきたい」と同施設の米川大輔さん(33)。

 1杯1950円。午前10時半~午後5時半。水曜定休。同店0291・34・1010。

 

 

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