恒例 笠間の「菊まつり」 稲荷神社を中心に 23日まで(茨城・笠間)
参道上空の「フォトスポット」

 県内最大規模の菊の祭典「笠間の菊まつり」(同まつり連絡協議会主催)が、笠間市笠間の笠間稲荷神社や同神社門前通りほか市内各所で開かれている。11月23日まで。

 今年で115回目。メイン会場の笠間稲荷神社には、同神社農園部や県内外の愛好家が丹精した菊約5000鉢を展示。鉢から流れるように仕立てた「懸崖菊(けんがいぎく)」や、1本の茎から多くの花を咲かせる「千輪咲き」など、さまざまな菊の花が楽しめる。

 写真撮影に向く「フォトスポット」も各所にあり、大鳥居を抜けた参道には、上空に和傘を展示している=写真。水戸市の相澤思(めぐみ)さん(38)と藤田実優さん(26)は、「和傘と足元の菊の花の色彩が豊か。菊の印象が変わりました」と、話していた。

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