ひたちなか市田彦のボウリング場「勝田パークボウル」を拠点に活動する勝田ボウリングスポーツ少年団のメンバーが、全国大会で入賞するなど活躍している。
10月には、栃木県で行われた第77回国民体育大会いちご一会とちぎ国体のボウリング競技少年女子個人戦で、井崎寛菜さん(日立二高2年)が3位に入賞。井崎さんは、滑らかなフォームから繰り出すコントロールの良さを発揮して、安定して高得点を重ねた。
8月に愛知県で行われた小学生の全国大会「第12回全日本小学生ボウリング競技大会」では、高橋望君(同市立中根小6年)が準優勝、益子蒼君(水戸市立吉沢小6年)が3位に入賞。高橋君は4年生の時に全国優勝するなど、パワフルなフォームを持ち味に活躍中。益子君は高橋君を目標に練習を重ね、細身ながら、球のスピードが上がってきた。
同団は、結成して10年。現在は小学生から高校生までの15人が所属。練習は週3回。プロボウラーの蓑博文さんと、同場支配人でプロの山本翔太さんが指導している。「みんな仲良しだが、切磋琢磨している。成長が楽しみ」と、山本さん。