参道をモミジが覆うもみじ寺「永源寺」 見ごろは11月10~13日前後(茨城・大子町)
永源寺の参道(日立市の角田孝さんが以前の紅葉時に撮影)

  大子町大子の永源寺の愛称は「もみじ寺」。境内の各所にモミジやカエデの木が植えられていて、秋は寺全体が真っ赤な紅葉に包まれる。

 同寺は、室町時代に創建された古刹(こさつ)。古くからモミジやカエデの木があったが、30~35年前に寺の環境整備の一環で数を増やした。モミジやカエデの木は虫がつきやすく、年に10回もの消毒をするなどして保っている。

 見どころは、寺入り口から続く参道。斜面から枝を伸ばす木々の葉が参道を覆い、真っ赤なトンネルを作る。

 

境内には地蔵も多い(日立市の猪又輝昭さんが以前の紅葉時に撮影)

 

 住職の中村信光さん(69)によると、おすすめの時間帯は午前中。天気の良い日はモミジの枝の合間から差し込む太陽の光が美しい。同寺は高台にあり、風が通る。朝の新鮮な空気もおいしい。

 車で訪れる際は、駐車場は、JR水郡線常陸大子駅近くにある「観光臨時駐車場」の利用を。駐車場から寺までは徒歩15分程度。同町観光協会☎0295・72・0285。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう