寒い季節は体が縮こまりがち。固まった体の緊張をほぐして、リラックスして眠りにつけたら、朝の目覚めも良さそうだ。健康運動指導士の岡田典子さん(水戸市)に、布団やベッドの上でできる、安眠のための簡単ストレッチを教えてもらった。全6回で紹介する。
正座から、だら~と脱力して前へ
ゆっくりと腹式呼吸をすることで、副交感神経を優位に働かせてリラックスをするストレッチです。
①正座をして膝を開きます。膝などが痛い場合は、正座にこだわらず、楽な座り方でOK
②膝の中におなかを入れるような感じで、上体を前にゆっくりと倒します。倒すのは心地よいところまで。お尻が上がらないように、後方に体重をかけます。背中や腰を気持ちよく伸ばすイメージです
③そのまま腹式呼吸(息を吐いておなかをへこませて、息を吸って膨らませる)を行い、おなかの動きを感じます。30秒~好みの長さで行いましょう。
講師の岡田さん