動物と間近にふれあえる 霞ケ浦どうぶつとみんなのいえ(茨城・行方市)
ケヅメリクガメとふれあう来場者

茨城再見聞

 行方市玉造甲の霞ケ浦湖畔にこのほど、オープンした「霞ケ浦  どうぶつとみんなのいえ」は、多彩な動物とふれあえる施設。

 施設に暮らす動物は、カピバラ、アルパカ、ヤギ、ヒツジなど約19種類80頭。多くが来園者と同じスペースにいて、見たり、さわったりできる。 

 リクガメは、人の姿に臆することなく悠然と歩いていた。突然、バシャーンという水の音がしたかと思えば、プールから出てきたカピパラが走ってきた。エリアの中央に置かれた流木をよく見ると、木と同化するようにナマケモノが寝ていた。各所に飼育スタッフが配置されていて、「リクガメは甲羅をなでてみて」などと、ふれあい方をアドバイスする。

 市内から訪れた永峯沙恵子さんは、「動物が大好き。こんなに間近でふれあえて、楽しかった」と、喜んでいた。

 施設は、同市などが官民連携で、「水の科学館」を改修して整備した。動物は徐々に増やしていく計画で、キリンもやってくる予定。

 入場料は高校生以上1650円、4歳~中学生1100円。午前10時~午後4時営業。水曜定休。問い合わせは、霞ヶ浦ふれあいランド299・55・3928。

 

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