「古文書応援隊」募集 市文書館で月1回活動(茨城・常陸大宮市)
ふすまを解体する作業(常陸大宮市文書館提供)

  常陸大宮市北塩子の同市文書館は、古文書などの歴史資料の整理や補修業務を手伝ってくれるボランティア「古文書応援隊」を募集している。

 同館は、歴史的公文書や地域に根付く資料を守り、後世に伝えていくための施設。古文書応援隊は、同館の業務を手伝ってもらうことに加えて、地域に残る歴史資料に興味を持ってもらおうと、2014年の開館以来毎年募集している。

 対象は、高校生以上で、同館の活動に関心のある人。主な活動内容は、市内から寄贈された江戸~明治期のふすまを、霧吹きや竹べらなどを使って解体し、下張り文書を整理すること。

 活動は、7月から来年3月までの毎月第1か第2日曜の午後1時半~3時で、場所は同館内。

 「古文書にじかにふれることができる機会は少ない。くずし字を読む練習にもなります」と、同館の高橋拓也さん(31)。募集は25人程度。申し込みは、同館☎0295・52・0571(月曜休館)へ。

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