日立市宮田町の市かみね公園で1月12日、「日立紅寒桜(べにかんざくら)」が開花し、一足早い春の訪れを告げている=写真。昨年の開花は1月13日だった。
同桜は、一重咲きの淡い紅色。2006年に、同市固有の桜として、「日立紅寒」の品種名で農林水産省に品種登録された。開花期間は長く、見頃は3月上旬と予想される。
JR 小木津駅にあった原木は、移植後に枯れたが、接ぎ木の苗木の植栽で数を増やし、現在は、かみね公園つつじ園周辺や、日高交流センター、多賀市民プラザ、JR日立駅中央口広場などで約300本が生育している。