初代王者は城里町から 「いばらき米の極み頂上コンテスト」(茨城・水戸)
上位の3人を囲むコンテスト出席者

 県産米の味を競う「いばらき米の極み頂上コンテスト」がこのほど、水戸市三の丸の京成ホテルで開かれ、城里町の飯村昭司さんが出品した米が、最優秀賞の「ローズドール賞」を受賞した。

 同コンテストは、おいしい米をPRしようと県が初開催した。

 県全域から108点の米が出品された。最終審査に残った6点は、米卸業、炊飯器メーカーなどの8人の審査員が試食。審査委員長の同ホテル総料理長の野澤康雄さんは、「どの米も生産者の情熱が感じられた」と講評。飯村さんは、「米づくりにさらに励みたい」と話した。大井川和彦県知事は、「このコンテストを、生産者の目標になるものに育てていきたい」と話した。

 2位は大子町の菊池章夫さん、3位は同町の武士進太郎さん。上位3人とも米の品種は「ゆうだい21」だった。ゆうだい21は、宇都宮大学の育成品種で、甘みと粘りが特徴。

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