親鸞の孫がテーマの企画展 県立歴史館で30日まで(茨城・水戸)
大子町の法龍寺所蔵の「如信上人坐像(ざぞう)」と来館者

 水戸市緑町の県立歴史館は、浄土真宗の宗祖、親鸞の孫の如信をテーマにした企画展「親鸞を継ぐー如信をめぐる遺宝」を開催している。1月30日まで。

 如信は、奥州大網東山(現福島県泉崎村、同県古殿町の説あり)を拠点に教えを説いた。

 展示は、如信の座像や、ゆかりの深い大洗町の願入寺に関する資料など。同寺が鎌倉時代に福島県に開かれ、数度の移転を重ねた歴史も紹介。また、水戸藩2代藩主徳川光圀との関係も解説。「如信が本県の歴史と関わりがあったことを知って」と同館。

 月曜休館(祝日の場合は開館し、翌日休み)。入館料一般350円、70歳以上170円など。高校生以下無料。同館☎︎029・225・4425。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう