常陸太田市内に残る歴史的建造物を紹介する連続物の企画展「常陸太田の建物探訪シリーズ」が、同市西二町の郷土資料館梅津会館で開かれている。12月19日まで。
今回が第1回で、「鯨ヶ丘」地区を取り上げている。同地区は中世に、佐竹氏の居城、太田城の城下町として発展した。2007~2008年度に筑波大が中心になって行われた町並み調査では、670棟以上の歴史的建造物が確認された。
今展では、町並み調査の成果報告、レトロな町並みを生かした取り組みの事例などを、パネルと関連資料約20点で紹介。
午前9時~午後5時。月曜休館。入館料無料。同館☎︎0294・72・3201。