深作欣二の仁義とは 常陽芸文セで27日から講座(茨城・水戸)
深作作品のポスターを背にする谷田部さん

 「仁義なき戦い」「蒲田行進曲」などで知られる水戸出身の映画監督深作欣二さんをテーマに、その作品に込めた思いをひもとこうという講座「水戸出身映画監督 深作欣二講座」が10月27日から、水戸市三の丸の常陽芸文センターで開かれる。

 全6回。講師は、映画で町を元気にしようという任意団体「310+1(みとプラスワン)シネマプロジェクト」メンバーで、深作監督作品を愛して約30年という谷田部智章さん(48)。

 谷田部さんによると、深作さんは、水戸で生まれ育ったことや戦争を体験したことが、作品に影響を与えているという。「例えば大きな力に抗っていく姿勢など、随所に“水戸っぽ”の気質が見られる。水戸っぽの視点から作品に込めた思いをひもときたい」と、谷田部さん。

 講座は第4水曜の午後2時からで、1回2時間。受講料は一般1万3200円。問い合わせは同センター☎︎029・231・6611。

 なお、同センター1階で10月21日(21日は正午まで)まで、谷田部さんが所蔵する深作さんの映画作品のポスターや関連資料など34点を展示している。月曜休館。

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