墨の“多彩さ”伝える62点 県天心記念五浦美術館
浅見貴子「Matsu20」平成17年(2005年)作家蔵

 多彩な墨の世界を日本画や水墨画を通して紹介する展覧会「ひろがる墨―五彩に出会う」が、北茨城市大津町椿の県天心記念五浦美術館で開かれている。9月26日まで。

 展示は、県近代美術館の所蔵作品を中心とした62点。県を代表する日本画家で、多くの水墨画を手がけた横山大観と小川芋銭の作品は、2人の墨にまつわるエピソードとともに紹介。ほかに、中世水墨画を代表する雪村や、現在最前線で活躍する作家の作品など、幅広い時代の作品をそろえている。

 9月5、18日の午後1時半からは、学芸員による作品解説を行う(定員30人、同館ホームページから事前申し込みが必要)。

 入館料一般730円、70歳以上360円、高校・大学生520円、小・中学生320円。月曜と8月10日休館(8月9日、9月20日は開館)。同館☎︎0293・46・5311。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう