大空の下で茨城の地酒を楽しもうというイベント「日本酒bar vol10 2021夏」が、7月23日、JR水戸駅南口のペデストリアンデッキで開幕する。25日まで。時間は午前11時~午後9時(25日は午後7時まで)。
ペデストリアンデッキににテーブルといすが置かれ、飲食物は各露店で、受け付けで購入するチケットと引き換えで受け取る。入場は無料。 感染症対策のルールが設けられる。
日本酒は、県内10の酒蔵の約30種類がそろう。今回は初めての夏開催ということもあり、冷やしておいしい日本酒を多くそろえる。本県産のクラフトビールも販売。料理は、飲食店「さくら亭」(同市水府町)、手作りハム・ソーセージ店「メツゲライ・タモン」(同市酒門町)が出店販売する。
4年前に水戸市街地の飲食業関係者らが、「酒ばなれが進む若者たちに酒の楽しさを伝えよう」と始めたイベント。当初は、同駅前の百貨店の屋上を会場にしていた。若者に楽しんでもらいたいという趣旨は今も変わらず、「高校生たちにもどんどん参加してほしい。食事やソフトドリンクも充実しています」と実行委員会の陣野匠さん。
多彩なステージショーも魅力
3日間とも会場内のステージで、個性豊かなアーティストたちがショーを披露する。以下に、日付ごとの主な出演アーティストを紹介。内容と時間は変更になる場合がある。
─ 7月23日(カッコ内は出演予定時間ほか) ─
The Kashin Family(午前11時~)
おじいちゃん、娘、孫でつくるスリーピースバンド。歌謡ロックのオリジナルソングを披露する。
TryCour(午後0時20分~と、24日の午前11時~。読みは「トライクール」)
栃木県出身の女性2人の歌とパフォーマンスのユニット。コンセプトに「夢×挑戦」を掲げ、さまざまな企画、ステージに挑戦しながら成長していくことが活動目的。今月1日には、富士山の9.5合目(3600m)で、新曲のパフォーマンスを披露した。
今回のステージでは、新曲を、アクロバティックなパフォーマンスと合わせて披露する。
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アイドルユニットido (午後1時~、読みは「アイドゥ」)
日立市が拠点のアイドルユニット。ユニット名には2つの意味が込められている。一つは、アイドルの「IDOL」から「L」を取って小文字にしたことから、未熟なアイドルの意味。もう一つは、「I Do(私はやる)」の意味。合わせて、「どんどん成長する」という誓いとなる。
「コロナ禍で暗いニュースばかりですが、明るく楽しい時間をお届けできるように頑張ります!応援宜しくお願いします!」とメンバー。
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大塚浩(午後2時20分~)
日立市出身、日立市在住。ギターの弾き語りスタイルの「地域シンガー」。
「”音楽ノチカラ”で、人の輪を広げ、地域を活性化したい」というのが願い。「J-POPのカバーを、皆さんの心に響かせるつもりで歌います」と大塚さん。
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まみ音てる(午後3時~)
実力派男女ユニット。
ボーカルMamioは、のびやかで表現力あふれる声。ギターのTELは、カントリーミュージックがルーツで、ギャロッピング奏法が得意。ステージは、フレンチジャズ、スタンダード、カントリー、昭和歌謡と、オリジナル曲も交える。
2人とも石岡市在住。「水戸市での活動はまだまだはじまったばかりです。よろしくお願いいたします」
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ひっとみい(午後3時40分~)
「独特な世界観を持つアーティストらしいです」と本人。オリジナル、カバー曲ともに、ジャンルへのこだわりはなく、ロキノン系、JAZZ系、時にはクラシックなどさまざま。「売れる音楽よりも表現する音楽を目指しております」
今回のステージでは、オリジナルとカバーをおり交ぜる。カバーは、「みんな知ってるあの曲をやるのか、鬼退治に行きたくなるあの曲をやるのか、井上陽水をやるか、それ以外か…迷い中です」
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オシバヒト(午後4時20分~)
アコースティックギターとボーカルの「ともイル」と、カホンの「ヒロキS.S」のアコースティックユニット。1stミニアルバム「ゆうしょうきょく」を掲げ、茨城県北地区を中心活動中。ともイルは、「熱く、優しく、恥ずかしく歌い続ける」。ヒロキS.Sの肩書きは、純情音楽少年。
オリジナル曲は、「はたらきたくない」シリーズや、「消極的な恋の歌」シリーズなどがある。音楽ジャンルは「飾らない、当たり障りのあるJ-POPです」と2人。
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YJCダンススタジオ(午後5時~)
活動歴33年になる栃木県発のダンスグループ。イベント出演、慰問活動などでバラエティー豊かなダンスを披露する。今回は、元気のでるアイドルナンバー、クールなK-POP、鬼滅の刃の主題歌などを披露する予定。
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ムーンオオツキ(出演は午後6時40分~)
ボーカルのムーン・オオツキさんは、茨城県在住の主婦で占い師。かつては東京でアイドルグループの一員として活動したり、アメリカで生活をしたり、ゴスペルコーラスグループに所属したり、歌謡曲、ロック、ジャズの歌手としてライブハウスなどで活躍したりと、多彩な経歴がある。
今ステージは、ムーン・オオツキさんのバンド「ムーンフレンズ」と「おーるらうんど」のコラボバンドで出演。演奏予定曲は、sweet memories(松田聖子)、オリビアを聞きながら(杏里)、Destiny(松任谷由実)、青春のリグレット(松任谷由実)、for you(高橋真梨子)ほか。
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─ 7月24日(カッコ内は出演予定時間ほか) ─
BLIX DANCE SCHOOL(午後0時20分~、読みは「ブリックス・ダンス・スクール」)
ひたちなか市が拠点のジャズダンスとタヒチアンダンススクール。今回はタヒチアンダンスを披露する。タヒチアンダンスは、南太平洋の楽園タヒチ、ポリネシア諸島に伝わる伝統舞踊でフラダンスの原型とも言われる。「子どもも大人も笑顔いっぱい、元気いっぱいに踊ります」と代表の網野さん。
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SPACE H・A・G(午後1時~、読みは「スペースハグ」)
1998年から活動するダンスサークル。ヒップホップやジャズダンスをベースに、邦楽、洋楽、祭り音楽など、さまざまなジャンルに音楽に合わせて踊る。「心も踊るダンスで会場を盛り上げたい」とメンバー。
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AIRI(午後1時40分~、読みは「アイリ」)
行方市出身の歌手。昭和から令和のヒット曲とオリジナルソングが、レパートリー。
小学生のころから学校の吹奏楽部などで音楽にふれた。学校で、ギターの弾き語りを披露することもあった。今年の春に高校を卒業。「一人でも多くの人に私の声を、歌を、楽しんでもらえることを願って頑張ります」とAIRIさん。
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TRY OF ACTIVE SCHOOL(午後2時20分~。読みは「トライ・オブ・アクティブスクール」)
大洗町に発足してから四半世紀になろうとしているダンススクールのスクール生ら。ヒップホップ、ジャズファンク、ガールズファンクなど、躍動感あふれるさまざまなダンスを披露する。
「応援してくださる皆さんに笑顔と元気を届けられるよう、一生懸命踊ります」とスクール生たち。
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佐藤駿(午後3時~)
弾き語りのシンガーソングライター。オリジナル曲の「START」は、母校でもある明秀学園日立高校の学校CMテーマ曲に起用。茨城アストロプラネッツ 2021シーズン 公認応援ソング「STAGE」も書き下ろし曲だ。イラストは個展を開くほどの腕前で、ダンスも得意。長野県でホテルマンとして働いた経験もある。
今ステージは、チアダンスチーム「DELICIOUS!」、ダンスチーム「team ZemHoli」との共演で展開。
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水戸のご当地アイドル re-mito (午後6時~、読みは「レミト」)
昨年12月に結成した水戸市のご当地アイドル。徳川光圀公のように、諸国を漫遊し、全国に元気と笑顔を届けたいというのが願い。パフォーマンスの終わりには、メンバーが―印籠を掲げ、熱心なファンが土下座するという“お約束”がある。
メンバーは、りん、ソナ、れお、もあの4人(上写真左から順)。メンバーは、現在も募集中。
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アラーキー・モエ(午後6時40分~)
木村カエラにあこがれて歌い始めたシンガーソングライター。夢は、「愛と優しさでみんなに元気を届けること」。今ステージはオリジナル曲中心に展開予定。「Be a fool!」は元気ソング、「anocoro」は聞き手の心に寄り添う歌だという。
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─ 7月25日(カッコ内は出演予定時間ほか) ─
まっちゃんとゆかいな仲間たち(午前11時~)
水戸市柵町のスポーツクラブで練習に励むダンスチーム。今ステージは、ヒップホップ、K-POP、J-POPほかのなじみ深い選曲で展開予定。「初めて人前で踊るメンバーも数名います。ドキドキ感を一緒に楽しんで頂けたらうれしいです!」と同チーム。
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Yorry&Salt(出演は午後1時~、読みは「ヨリーアンドソルト」)
「アコギでロックを」を、コンセプトに活動する水戸市と笠間市の男性2人組。「どんな楽曲もストレートなロックに仕上げて披露します」と2人。街、ストリート、マルシェで活動している。
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福島清香(午後3時~)
水戸市を拠点に県内外でライブ活動するシンガーソングライター。昨年春に県内の大学の教育学部を卒業した後も、精力的に活動を続けている。
ライブ活動のほか、アニメ映画「タマ&フレンズ〜うちのタマ知りませんか?」のオープニング曲、テレビアニメ「ロボカーポリー」の主題歌を歌うなどもしている。
今ライブでは、アコースティックギターで弾き語りを披露。オリジナル曲中心の構成だという。「発表の機会が限られるこんな時期なので、企画してくれた皆さんとお客さんにいつも以上に感謝しながら、精いっぱい楽しく歌います」と福島さん。
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助川貫(午後4時20~)
ギターの弾き語りで、ロックやジャズを基調にしたオリジナルソングやカバーを披露。オリジナルソングの歌詞は、文学的で内省的。カバーするミュージシャンは、BUMP OF CHICKEN、秦基博など。
活動拠点は水戸市で、etu(エト)という3ピースバンドのギター・ボーカルも担当。
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Tatsuya(午後4時~、読みは「タツヤ」)
ひたちなか市出身のシンガーソングライター。ポップスやリズム&ブルーズほかを幅広く歌う。最新シングル「大好きな人」は、iTunesのジャンル別デイリーチャートで3位を獲得した。
水戸大使でラッパーの「t-Ace」のバックコーラスとして、ライブツアーとアルバムに参加した経験がある。2017年には、ひたちなか市代表アーティストとして、同市主催フェス「ひたちなか市産業交流フェア2017」に出演。同フェスには、2万人が来場した。
今ステージでは、「大好きな人」をはじめリリース中のオリジナル曲を歌う。「来場の皆さんと素敵な空間を共有できるよう盛り上げます」とTatsuyaさん。
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配信シングル
M’S CLUB(出演は7月25日午後5時40分~)
水戸市、ひたちなか市で活動するダンスグループ。メンバーは性別、年齢もさまざま。今回はK-pop中心の選曲で踊る。