
ハクチョウの美しさが、県内各地の人々を楽しませている。
常陸大宮市鷹巣の大貫亘さん(74)は、ハクチョウの決定的瞬間を狙ってファインダーをのぞく。大貫さんは、ハクチョウの撮影を始めて半世紀。ホームグラウンドは、那珂市の古徳沼だ。
1月3日に撮影したのは、2羽のハクチョウが、羽ばたきのリズムを合わせるようにして跳び立つ瞬間。時間は朝10時ごろ。古徳沼で夜を過ごした後、えさ場へ向かうところだった。
古徳沼は、県内でも歴史のある飛来地。水草や、周辺の水田の二番穂など、自然のえさが豊富で、快適に過ごすことができる。今年の古徳沼は、例年の倍近い約300羽のハクチョウが飛来しているという。
大貫さんが寒空の下で撮影に臨むのは、「ハクチョウの美しい姿を写真に納めることが、自然の尊さを伝えることになる」という思いもある。
県内にハクチョウが滞在するのは3月上旬まで。





