潮来市あやめの水郷潮来あやめ園で、通路を竹製の手作り風鈴や、短冊で飾るイベント「風の音しらべ」が開催されている。23日まで。
通路は前川沿いの藤棚の下で、飾られているのは約50㍍の範囲。色とりどりの短冊はプラスチック製で、風に揺れて輝き、頭上に設置された竹風鈴は時折、心地よい音を鳴らす。
同園を、通年楽しめる観光スポットにしようという市の取り組みで、今年7月に開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期になった。
竹風鈴は、同市水原の篠塚宏八さん(76)が制作した。高さ40㌢ほどで、合計38基ある。「竹同士がぶつかって鳴る音は、なかなか乙なもの。実際に聞いて楽しんでもらえたら」と篠塚さん。
期間中の土・日曜、祝日は、ボランティアによる園内の案内、短冊作り体験、篠塚さんによる竹風鈴制作の実演などが行われる。