「波フェス」運営がCFあすまで 目標100万円 「育てながら継続目指す」(茨城・神栖市)
2019年の波フェスの一場面。夜にはきらっせ祭りで打ち上げる花火も見られる(ビーワンデザイン提供)

8月に5回目開催の夏イベント

  神栖市波崎の豊ケ浜運動公園で8月24日に開かれる音楽イベント「波フェス」に向けて、運営団体がクラウドファンディング(CF)を実施中だ。目標額は100万円で、7月31日まで支援を受け付けている。

 波フェスは、同市の夏祭り「きらっせ祭り」の中で行われ、開催は5回目。

 昨年は、ウクレレシンガーの宮武弘さん、和楽器集団の「切腹ピストルズ」ら6組のプロアーティストが登場。昨年は延べ約1万人が来場した。

 運営しているのは、市民団体「BE ONE DESIGN(ビーワンデザイン)」。同団体は、鹿嶋市を拠点に、音楽フェスを開くことで地域と人をつなげようと活動している。

 寄付を募ることにしたのは、フェスをより大きく育てながら継続開催し、地域の盛り上げの一助になりたいという目標から。「資金だけでなく、フェスを一緒に盛り上げてくれる人たちを募りたい」と、代表の須藤謙さん(47)。

 支援金額に応じてもらえる返礼品(リターン)の主なものは次の通り。フェスのロゴをデザインしたタトゥーシール、フェスのボランティアスタッフの体験ができる「ボランティア参加券」、地元干物店の冷凍特別パック、ステージを5分間貸し切れる「ステージで愛を叫ぶ権利」。

 CFは専用サイト「キャンプファイヤー」で受け付けている。

 

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