斉昭の「食」の史料ひもとく 水戸食菜録研究会のシンポジウム 20日に県立図書館で(茨城・水戸市)
同会が再現したレシピの一つの「うけいり豆腐」(小林康昭さん調理)

 水戸食菜録研究会主催のシンポジウム「食菜録とその普及を考える−徳川斉昭公の食と健康への挑戦−」が10月20日午後1時半、水戸市三の丸の県立図書館で開かれる。

 「食菜録」は、水戸藩9代藩主・徳川斉昭が編さんした料理書。計300種類のレシピが掲載されている。

 同会は、食菜録のレシピを現代によみがえらせて、地元の名物料理として定着させることを目的に研究をしている。

 2人が、基調講演を行う。同会代表で、茨城大人文社会科学部教授の荒木雅也さんのテーマは、「食菜録と地域のブランディング」。県立歴史館特任研究員の永井博さんのテーマは、「徳川斉昭の医療と健康への取り組み−石島績の著作から−」。

 シェフをパネリストにしたパネルディスカッション「シェフに聞く 食菜録掲載料理の魅力と作り方」も行う。

 入場無料。定員当日先着160人。参加の事前申し込みは不要。問い合わせは、メール(info@shokusairoku.com)で。

 

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