茶農家が庭先を開放して、それぞれの自慢のお茶でもてなす催し「古内(ふるうち)茶庭先カフェ」が6月9日午前10時~午後3時、城里町古内地区で開かれる。収穫が終わったばかりの新茶を提供する。
同地区は、県三大銘茶の一つ「古内茶」の産地。同催しは、園ごとに違う古内茶のおいしさにふれてもらおうというもので、8回目。茶農家と地域有志でつくる実行委員会が主催している。
会場は12か所。茶農家7軒のほかに、国登録有形文化財の島家住宅など5か所も会場となり、飲食の販売などを行う。島家住宅では、ほうじ茶作りの体験も行う。
参加する茶農家の1人、一丸大地さん(27)は、同町の元地域おこし協力隊で、4月に就農した。「茶畑を眺めながら、新茶ならではの味と香りを楽しんで」と、PR。
当日は、旧JA支店跡地(同町下古内434)などに臨時駐車場を設ける。参加店を紹介したマップもある。問い合わせは、古内地区地域協議会の岩野さん080・5651・1156。