農業科生徒が花苗販売 鉾田二高生 地元JA直売所で(茨城・鉾田市)
「花苗、野菜苗はいかがですか」と、呼びかけて販売する生徒たち

  「鉾田二高産の花や農産物の魅力を、もっと知ってもらおう」と、県立鉾田二高農業科の生徒らがこのほど、鉾田市飯名のJAほこたファーマーズマーケットなだろうで、草花と野菜の苗の販売会を開いた。

 販売会は、授業の一環で不定期で行っているもの。

 そろえた苗は、マリーゴールド、サルビア、白ナス、ブロッコリー、ピーマン、トマトなど。会場では、「安いですよ」「いい苗に育ちました」などと、来場者を呼び込みながら元気に販売。用意した苗がほぼ売り切れるなど、にぎわった。

 販売会には、食品技術科の生徒5人も参加。手作りのシフォンケーキやマドレーヌ、新作のクッキー「ショートブレッド」を販売した。

 マリーゴルドの苗を16個購入した水戸市の和田佳代子さんは、「花がとっても大きくて、苗が丈夫そう。高校生たちの応援にもなれば」と、笑顔。

 農業科2年の和家直実さん(16)は、「商品を喜んでもらえて、もっといい作物を作りたいという気持ちになった。うれしかった」と、話していた。

 次回は秋に、果物などを販売する予定。

 

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