行方市麻生の羽生和次さん(74)宅で、15年ほど前から育ててきたソテツが、初めて花を咲かせた。
ソテツは、ヤシの木のような形の常緑低木で、10~15年に1度花を咲かせるといわれる。
羽生さん宅のソテツは、拾った実を植えて育ててきたもの。例年、春先に新葉を出すが、今年は葉を出すことはなく、木の中央がドーム状になったという。
「病気で枯れてしまうのでは」と心配になった羽生さんは、薬剤や水をかけたりして見守る日々。花だと分かったのは、それからしばらくし てからだという。
「心配したが、一安心。人騒がせなソテツの開花に、家族一同感激しています」と笑顔。