水戸市の偕楽園で9月5日から、「第53回水戸の萩まつり」が開催される。27日まで。
同園のハギは、第9代水戸藩主徳川斉昭が、偕楽園の創設に合わせて植えたものが始まりといわれる。まつり期間中には、ミヤギノハギを中心にシロハギ、ヤマハギ、マルバハギなど、約750株が咲き競い、秋の風情が楽しめる。
5日は、東門で「黄門様ご一行」や「梅大使」などによる来園者の出迎え、「偕楽園ナイトウオーク」などが行われる。特別企画として、江戸時代に水戸藩の産業振興として生まれた「水府提灯」の製作体験会(事前予約制)も行われる。雨天時は、イベントは順延。
期間中の土・日曜、祝日は、日没から午後9時まで、ハギの花のライトアップを行う。県民は入園無料。
水戸観光コンベンション協会☎︎029・224・0441。