神栖市日川の創業56年の和食とんかつ「末ひろ」の「ひれかつ定食」(1430円)は、肉の火の通り具合にこだっわった看板メニュー。
とんかつを油からあげた直後は、まだレアステーキのような状態。その後、余熱で加熱が進み、客のテーブルに届くタイミングで、完璧な火の通り具合となる。
2代目の廣武彦さん(54)は、「さらに完成度を上げるように追求していきたい」と話す。コロナ禍を受けて生まれた休業の時間に、肉の大きさ、形状と、揚げ時間の関係を研究。現在も継続中だという。
同店は、東京・葛飾区で創業。一時期、千葉で店を構え、28年前に同市に移転した。「ひれかつランチ」(1080円)もある。午前11時~午後2時LO、午後5時~9時LO。月曜定休。同店☎0299・97・3740。