早咲きスイセンが見頃  国営ひたち海浜公園(茨城・ひたちなか市)
一面黄色の世界が広がっている(3月9日撮影)

 ひたちなか市馬渡の国営ひたち海浜公園のスイセンの丘で、約2万3000本の早咲きのスイセンの花が見頃を迎えている。

 同園には、約240品種、約100万本のスイセンが咲く「スイセンガーデン」があり、名物の一つ。スイセンの丘は、スイセンガーデンの花が見頃になる前に、「春の兆しを感じてもらおう」と設けた場所で、早咲きの品種「タマラ」を植栽している。

 タマラは、鮮やかな黄色の花が特徴。丘を下から見上げると、天気の良い日は、空の青と花の黄色のコントラストが際立つ。丘には遊歩道があり、来園者は、花を撮影しながら散歩を楽しんでいる。水戸市の稲葉智章さん(38)は、妻と次男の愛睦ちゃん(1か月)を、スイセンに囲まれているようなショットで撮影していた。「黄色がきれいで、心が弾んだ。家族のいい思い出になりました」と、笑顔だった。

 スイセンの丘の見頃は3月26日頃まで。スイセンガーデンは、3月下旬から見頃を迎える予定。同園☎029・265・9001。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう