茨城町奥谷の青葉中学校(萩谷智徳校長、生徒311人)の生徒たちがこのほど、「クリーンアップ大作戦」と題したゴミ拾い活動を同町役場周辺や通学路などで行った。
「自分たちの住む町をきれいにしよう」と生徒会が企画したもので、3回目。これまでの2回はコロナ禍で役場周辺のみでの活動だったが、今回から、学区内にある4つの旧小学校周辺も活動範囲に加えた。
旧沼前小学校周辺での活動には、14人が参加。ゴミ袋を手に、地域の子どもたちの遊び場になっているという同小のグラウンドのゴミを探した後、周辺の通学路を歩いた。
通学路は、車道の両側に林があり、林に一歩入ると、空き缶や空き瓶などが散乱している場所があった。生徒たちは約1時間かけて、ごみ袋10袋分のゴミを集めた。
生徒会長の小沼宗介君(14)は、「茨城町は自然が美しい町だが、ゴミはそれを壊してしまう。これからもみんなで活動を続けたい」と、話していた。