行方市玉造甲の霞ヶ浦ふれあいランド脇に、6色の稲を使って同施設のマスコットキャラクター「みずまるくん」の絵を描いた田んぼアートが登場した。見頃は7月中旬から8月下旬まで。
田んぼアートは今年で4回目の取り組みで、同施設にある高さ60㍍の展望台「虹の塔」から見下ろして楽しめるように制作しているが、虹の塔は現在、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために休館中。田んぼアートは地上からでも楽しめるため、アートを制作した同市開発公社は「今年は近くで見て楽しんで」と呼びかけている。
田んぼは広さ約1600平方㍍。稲は、古代米とその改良米で、色は赤、黄、紫、オレンジ、緑、白の6色。
今年は、市観光物産館こいこいの米生産者に苗を育ててもらい、行方地域農業改良普及センターにアドバイスをもらって栽培するなど、制作により力を入れた。「例年以上に育ちのいい、元気な稲がそろっている。ぜひ楽しんで」と、同公社の今泉誠さん(37)。