笠間市福田の旧笠間市立東中学校にきょう1日、同市特産の栗を使ったスイーツを提供するカフェ「カサマロンカフェ」がオープンする。
運営するのは、県内で飲食店や農場の運営などに取り組むアドバンフォース。同社は、プロ野球独立リーグ・BCリーグの茨城アストロプラネッツを運営する茨城県民球団のグループ企業。同球団の事務所も旧東中の校舎にある。
店舗は、旧東中の職員室、放送室、校長室があった場所。床や窓の一部には、旧東中で使用されていた建具などが残る。
看板メニューは、同社の農場で収穫した笠間産栗を使用した「熟成プレミアムモンブラン」(1800円)。栗は、冷蔵熟成し、甘さを最大限に引き出した。「和栗モンブラン」(1500円)も県産栗を使用している。テークアウトメニューとして「マロンソフトクリーム」(500円)、「マロンラテ」(600円)などそろえる。今後は、軽食メニューの提供も計画している。
“栗づくし”のメニュー
同社事業本部長の海老沢祥さんは、「生産から、加工、販売まで一貫して行い、地域に還元したい。ぜいたくに栗を使った栗スイーツを味わって」と話している。
スタッフは栗染めのエプロンを着用
午前10時~午後4時、年末年始休み。同店☎︎0296・71・5567。