神栖市須田の広場「夢のひろば須田」の花壇にこのほど、近くの須田幼稚園の園児と須田小学校の1年生72人が、チューリップの球根約1500個を植えた。
同所は、同市が委託するボランティア団体「花と緑の会」が管理している。同小の向かいにあり、チューリップのほか、ヒマワリやヒガンバナなどの季節の花が咲き、市民の憩いの場になっている。
チューリップの球根は5年ほど前から植えていて、花壇のほか、畑にも植えて、来年3月には約2万本の花が咲く予定という。同会代表の田中三郎さんは、「球根を植えたことで、春がより楽しみになったり、楽しい思い出の一つになったりしたらうれしい」。
同園年長の飯田彩乃ちゃん(6)は、「たくさんの球根を植えたよ」と笑顔。同小1年の俵遥香さん(7)は、「球根を植えたのは初めて。春に花が咲くのが楽しみ」と話していた。