廃棄処分予定だった漆の木と、トマトの葉を使った草木染めの体験会がこのほど、鹿嶋市城山の鹿島公民館で行われた=写真。
鹿島小学校の3~6年生15人が参加した。児童らにSDGsについて考えてもらおうと、同館が企画した。
指導したのは、土浦市で活動する服飾雑貨制作グループ「futashiba248(フタシバ)」の関将史さん(33)と裕子さん(32)。2人は普段から、農業廃棄物を使った草木染めに取り組んでいる。
体験会では、ハンカチを、2人が用意した染め液に浸して染めた。参加した菊池柚稀さん(10)は、「想像よりもきれいに染まって驚いた。大切に使いたい」と話していた。