中学生が壁画制作(茨城・ひたちなか)
協力して壁画を描いた

 ひたちなか市牛久保のスポーツ文化交流施設「しおかぜみなと」にある花壇の壁面にこのほど、同市立那珂湊中学校の美術部員らが壁画を制作した。

 同施設は2018年、旧県立那珂湊二高の跡地に開設された。壁画の制作は、環境整備の一環で、同施設が同部に依頼したもの。併せて、ベンチの設置も行われた。ベンチの設置は、地元ボランティアが担当した。

 花壇は、同校のシンボルツリーのケヤキの木を囲むように設置され、休憩スペースにもなっている。

 部員らは、建物用の水性塗料を使い、地元の海の魚や漁船、祭りなどを、ダイナミックな構図と鮮やかな色合いで表現した。

 副部長の藤咲希さん(14)は、「壁画を通して、那珂湊の魅力を多くの人に知ってもらえたら」と話していた。

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