新ニンニク出荷始まる にんにく生産部会(茨城・大子)
出荷前のニンニクを持つ横手さん

 大子町のニンニク生産者らでつくる「JA常陸大宮地区大子にんにく生産部会」(横手広周部会長、会員17人)で、新ニンニクの出荷が始まった。

 新ニンニクは、収穫後、乾燥させる工程を経ずに、すぐに出荷されるニンニク。乾燥ニンニクより、水分を多く含んでいる。

 同部会は、新ニンニクの出荷に力を入れていて、昨年は、約2・2㌧を出荷した。栽培品種は、雪のように白い表皮の青森県原産「ホワイト六片」。収穫直後は、水分が多すぎるため、一昼夜だけ、乾燥させるという。

 「多くの人が、みずみずしさに驚く。すりおろしてカツオの刺し身の薬味にしたり、スライスして常陸牛と合わせて焼くのもいい」と横手さん(73)。

 出荷は6月下旬まで。なお、同部会の新ニンニクは、同町池田の道の駅奥久慈だいごでも販売。

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