アメフト選手にタックル 11・12日 地元チームが体験&地域活性化フェス(茨城・鉾田)
ユニフォーム姿でイベントのポスターを持つ近藤さん。「多くの人に来てほしい」と話した

 筋骨隆々のアメリカンフットボール選手と交流しながら、アメリカンフットボールの魅力を体感しようというイベント「茨城セイバーズ2022フェス」が6月11・12日の午前10時~午後4時、鉾田市の新鉾田駅前駐車場で開かれる。同市を拠点に、日本社会人アメリカンフットボールX2リーグに参戦する茨城セイバーズ主催。同市観光物産協会共催、同市商工会後援。開催には、地域活性化という願いも込めた。

 交流メニューは、選手とキャッチボール、選手にタックル、選手の防具装着体験など。同チームの選手紹介、同チームのチアリーダーズによるダンスショー、チア体験会なども実施する。

 同チームは2012年、現代表兼選手の近藤秀則さん(42)が立ち上げた。当初は、水戸市を拠点としたが、昨年から鉾田市に移した。

 所属するX2リーグは、国内最高レベルのX1リーグに次ぐもの。近藤さんは、「数年のうちにX1リーグに上がるという明確なビジョンと計画の上で運営している」と先を見据える。

 

 近藤さんは、福島県いわき市出身。神奈川県で過ごした大学時代にアメリカンフットボールに熱中。帰郷後、水戸市のチームへ加入。茨城セイバーズを立ち上げた後は、転職して水戸市で暮らしている。

 近藤さんが感じるアメリカンフットボールの魅力の1つは、チームと個々の関係の深さだ。

 「個々が、それぞれが担う役割をしっかりと理解して行動しなくては、目的を達成できないのがアメフト」と近藤さん。それを受けたチームのフィロソフィー(哲学)は、自他共栄だ。

 X1リーグを目指すのも、アメフトの魅力を広めたいという願いから。アメフトのルールを簡素化した競技のフラッグフットボールを小学生などに普及する活動にも努める。

 詳細の確認、問い合わせは、同チームのホームページから。

 同チームのホームページは、こちら

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