思い出の皿のアート 地区のシニアクラブが道路脇に制作(茨城・鉾田)
ひまわりをイメージしたオブジェ

 鉾田市子生の道路脇に、処分予定だった食器などをヒマワリの花をイメージして並べたというオブジェが登場した=写真。制作したのは、同地区のシニアクラブ「なごみ会」のメンバー。

 食器は、同地区の公民館の備品で、かつては地域の祝い事などで使用されたもの。近年は使用機会がなく、食器の処分が決定した。

 オブジェは、直径約6㍍。皿や、とっくりなどの食器1000点以上を使用した。同クラブ発足10周年を記念した「十周年記念」の文字入りの大皿も飾っている。

 同クラブの栗田洋さん(82)が、「最後に外に出してやりたい」とオブジェの制作を思いついた。制作には約1カ月かけたという。

 一部の皿には、同クラブや地域住民が絵や句などを書き入れている。無地の皿には、見学者が自由に絵や文字を書き込んでいいという。

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