三昧塚古墳出土品の企画展 県立歴史館(茨城・水戸)
修復された冠を見る来館者

 水戸市緑町の県立歴史館は、行方市沖洲の三昧塚(さんまいづか)古墳の出土品などを紹介する企画展「ビフォー・アフター 三昧塚古墳」を開いている。6月19日まで。

 同古墳は、5世紀後半に築かれたとされる。2018年、出土品の多くが国の重要文化財に指定され、修復作業が開始。今年3月に終了した。

 展示は、装飾品や馬具など26点。多くで修復前の写真も展示されている。日立市の小野修一さん(60)は「装飾が細かく、当時の様子を想像すると面白い」と話していた。「修復前後の姿を見比べて」と、同館の小沢重雄さん(58)。

 午前9時半~午後5時(入館は同4時半まで)。月曜休館。入館料一般350円、大学生180円、70歳以上170円、高校生以下無料。同館☎︎029・225・4425。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう