日立市久慈町の市立南部図書館ギャラリーで、同市出身の社会活動家、関右馬允(うまのじょう)さんが撮影した県内の巨樹の写真展が開かれている。
関さんは、日立鉱山の煙害問題で、地域住民の代表として活動した人物。カメラは趣味の一つで、巨樹も被写体だった。関さんの写真の一部は、今展を主催するひたち巨樹の会が保管している。
展示は3回目。今回は、大子町の「八溝山の太郎ケヤキ」など、現存していない巨樹の写真も含めた46点を展示。「身近な木に興味を持つきっかけになったら」と、同会の宇梶秀夫さん=写真。
2月27日まで。1月31日は休館。同図書館☎︎0294・29・1125。