かいけつゾロリ大冒険展 県天心記念五浦美術館で7月5日から(茨城・北茨城市)
(c)原ゆたか/ポプラ社

  人気児童書「かいけつゾロリ」シリーズの35周年を記念した展覧会「35周年記念 かいけつゾロリ大冒険展」が7月5日から、北茨城市大津町椿の県天心記念五浦美術館で開かれる。ゾロリをはじめ、キャラクターたちの冒険を体感できる。

 かいけつゾロリは、いたずらの王者を目指すキツネの主人公・ゾロリが、仲間たちと旅する物語。原作は原ゆたかさん。1987年の創刊以来、これまでに74巻が出版され、累計発行部数は約3500万部。アニメ化もされている。

 展示は、原画作品を中心に約200点。物語に登場する「お宝」を再現した立体作品も展示。各巻のあらすじや原さんのコメントの紹介もあり、作品を読んでいなくても楽しめる内容。

 再現した原さんのアトリエや、アイデアの詰まったスケッチブックも公開し、創作の秘密にも迫る。

 7月27日は、原さんのサイン会(要事前申し込み・抽選制)、原さんのギャラリートーク(午後1時、申し込み不要)がある。他にも関連イベントあり。各イベントの詳細、申し込み方法については、同館のホームページへ。

 会期は9月1日まで。入場料一般630円、70歳以上310円、高校、大学生420円、小、中学生210円。月曜と7月16日、8月13日は休館(7月15日、8月12日は開館)。同館0293・46・5311。 

 

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