水戸市大町の水戸市立博物館で、開館40周年記念特別展「ざんねんな鳥&茨城のいきもの展」が開催されている。11月23日まで。協力は、人気の児童書「ざんねんないきもの事典」シリーズを発行する高橋書店。
同書は、生き物への関心を高めようと、生き物の意外な一面を、あえて「ざんねん」という言葉を使って紹介している。同書に着想を得た同展でも、水戸市の千波湖のコイが野鳥のフンを食べる習性を、「ざんねん」なものと紹介するなどしている。
展示は、国内外の鳥がテーマの「ざんねんな鳥」と、茨城に生息するいきものに焦点を当てた「ざんねんな茨城のいきもの」の2部構成。
来場していた水戸市の三原啓史さん(45)、久美子さん(36)夫婦は「剥製などが一緒に展示されていて、解説のイメージがしやすい」と話していた。同書のファンという娘の楓子ちゃんも、展示に見入っていた。
同館の関口慶久館長(46)は「生き物の意外で愛らしい一面に親しんで」と話す。
午前9時半~午後4時45分。月曜休館(11月23日は開館)。入館料一般200円。高校生以下と65歳以上は無料。11月13日は入館無料。土・日曜、祝日と11月13日は、同館ホームページから入館予約が必要。同館☎︎029・226・6521。
同館ホームページは、こちら。